オブジェクト名を取得 ObjectsTotal 関数

関数

オブジェクト関数

ObjectsTotal 関数

 この関数は、指定したチャートの指定した種類のオブジェクトの数を取得します。

データ型と構成・戻り値

int ObjectsTotal(①,②,③);

 戻り値は、指定したオブジェクトの数を返します。無い場合は 0を返します。

引数 [3]

 ObjectsTotal関数は 3個の引数で構成されます。


引数名データ型単位初期値説明
chart_idlong0チャートIDを設定。現在のチャートIDは「0」を指定するか、ChartID関数を使うことで取得できます。
sub_windowint-1チャートウィンドウの番号。0はチャートメインウィンドウでチャートサブウィンドウは 1から始まります。-1はチャートの全ウィンドウを指定します。
typeint-1オブジェクトのタイプ。値は、ENUM_OBJECT 列挙値を指定します。EMPTY(-1)は全タイプを指定します。
※初期値があるものは省略可。但し、省略した引数以降は省略しなければなりません。

使用例

ObjectsTotal関数によるオブジェクト数の取得

 ObjectCreate関数で描画したオブジェクトを ObjectsTotal関数を使って描画した全てのオブジェクト数を取得します。

コード

// ObjectsTotal関数によるオブジェクト名の取得
#property strict

void OnInit() {

ObjectsDeleteAll();                               // オブジェクト全削除

ObjectCreate("obj①", OBJ_VLINE, 0, Time[10], 0); // ①垂直線
ObjectCreate("obj②", OBJ_HLINE, 0, 0, Ask);      // ②水平線
ObjectCreate("obj③", OBJ_VLINE, 0, Time[5], 0);  // ③垂直線

int objc=ObjectsTotal();
//int objc=ObjectsTotal(0, -1, OBJ_VLINE);

for(int i=0; i<objc; i++) {

   Print("オブジェクト名:", ObjectName(i));
}
Print("オブジェクト数:", objc, " 個");
}

void OnDeinit(const int reason) {
   ObjectsDeleteAll();
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果 

ObjectsTotal関数による指定したオブジェクト数の取得

 特定のオブジェクトのみを計数したい時は次のようにしてください。

 コードの12、13行目の
 int objc=ObjectsTotal();
 //int objc=ObjectsTotal(0, -1, OBJ_VLINE);

 の部分を
 //int objc=ObjectsTotal();
 int objc=ObjectsTotal(0, -1, OBJ_VLINE);

 にすると、垂直線のみのオブジェクトを計数して、結果のオブジェクト数は 2個になります。

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